別居の親族から利用者の状況を詳しく聞かれる

別居の親族から利用者の状況を詳しく聞かれる

介護サービス利用者のイラスト

事例

利用者のAさんは75歳。マンションなどを所有する資産家で、長男夫婦と同居しています。Aさんは再発の危険性がある病気を患っており、現在は自宅で生活しています。

また奥さんは1年前にお亡くなりになっており、ホームヘルパーのBさんがその頃から自宅へ伺って介護に取り組むようになりました。

Aさんには長男以外にも3人の娘がおり、それぞれ別居中。しかし、その別居中の娘さん達が時々自宅にやってきて、Aさんの病状や長男夫婦の様子をヘルパーのBさんに聞きにくるのです。

かなり色々と質問されるため、Bさんは仕事が遮られてしまい、時間内に終らないこともしばしば。ヘルパーのBさんは長男夫婦のことはもちろん、Aさんのことについても上手に質問をかわすようにしているのですが、仕事が進まないのが一番つらいです。

解決策

別居中の娘さん達は「相続」のことを気にしていることが予想されます。相続問題は大きな利害関係が出やすく、内容によってはトラブルに成りかねません。さらに、これは完全に家族間や親族の問題なので、ホームヘルパーがうかつに関わることができません。不用意な発言がトラブルに発展する可能性もあります。

ヘルパーは長男夫婦のことはもちろん話すのはNGです。さらに、家族から本人のことを訪ねられた場合でも、本人の同意が無ければ基本的に伝えてはいけないことになっています。

個人情報保護法が施行されてからは、ホームヘルパーの守秘義務は昔よりもさらに強く求められています。「家族だからいいや」などと安易な考えは捨てて、利用者本人の守秘義務をしっかり守り抜くようにしましょう。

親族の方々から色々と質問されても毅然とした態度で対応し、仕事に取り組むことが大切です。


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