高齢者の薬物療法の問題点

高齢者の薬物療法の問題点

人間は老化と共に体の各機能がどうしても衰えてしまいます。これは生理的現象ですし、人によって個人差も大きいですね。

このような体の老化現象は、高齢者の薬物療法にも大きな影響を与えます。唾液の分泌が低下することによって、薬の飲み込みが悪くなります。また、胆汁の分泌が低下したり、代謝酸素の活性によって体内に薬が残りやすくなります。

これらは生理現象なので仕方の無いことかもしれませんが、以下のような問題点もあります。

 薬剤の多種類併用

高齢になればなるほど、様々な病気にかかりやすくなります。また、慢性疾患も併発するため、多種類の薬を併用することになります。また、体調不良によって複数の医療機関を受診していると、薬の飲み合わせによって悪影響が出ることも考えられます。このため、お薬手帳はしっかり活用しなければなりません。

 副作用が出やすい

老化による生理機能の低下で、薬の副作用が出やすくなります。また、多種類の薬が処方されている場合、同じ作用の薬が処方されたり、飲み合わせによる薬の副作用の危険性が高くなります。

 正確な服薬が困難

服用する薬や量を自分で調節してしまったり、薬を飲み忘れてしまうこともあります。薬の種類や量が増えれば増えるほど、その可能性は高まります。

 副作用が日常生活の動作に影響を与える

薬を飲むことによって眠気が出たり、ふらついて転倒し、怪我をしてしまうなど、日常生活への悪影響が考えられます。

このような問題を解決するためには、まずは信頼できる主治医を見つけることだと思います。自分の体のことを把握してくれる先生を見つけて、二人三脚で薬物療法を行うことが大切です。

 

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