妄想癖のある要介護者から、お金を盗まれたと疑われた場合

妄想癖のある要介護者から、お金を盗まれたと疑われた場合

要介護の高齢者は、物忘れが多い人が少なくありません。ちょっとした物忘れだけなら良いですが、これに妄想癖が加わると大変です。

実際には盗まれていないのにも関わらず、誰かにお金や大切な私物を盗まれたと言って騒がれることもあります。

主に出入りしているのがホームヘルパーだけだった場合、物忘れが酷く、しかも妄想壁がある要介護者から以下のような苦情が入ることがあります。

 ヘルパーにお金を盗まれた。

 いつもお金を置いている場所に、お金が無い。ヘルパーが持っていったのではないか。

 お金を使った覚えが無いのに、少なくなっている。

 銀行の預金通常が無くなった。

もし、本当にヘルパーが盗んだのであればこれは大問題であり、法的にも問われることになります。

しかし、要介護者の思い込みであるケースも少なくありません。もし、要介護者から直接「お金を盗んだのではないか」と疑われた場合は、まずはケアマネージャーや事業所の責任者に報告しましょう。

その上で、決して盗んでいないことを伝え、一緒に探すことが大切です。出来る範囲で要介護者に記憶を辿ってもらうような質問をし、どこに行ったのかヒントを得ることも大きな手がかりになります。

また、このようなトラブルを未然に防ぐためには、お金の動きをしっかりと記録に残すことが大切です。予めノートを1冊準備し、買物や公共料金の支払を頼まれた時に、しっかりと記録に残すようにします。

トラブルが発生した時にこのノートを見直すことで、紛失や盗難では無いことが明らかになるケースもあります。

さらに、妄想癖がひどい場合は、医師への診断を促すことも大切だと思います。また、トラブルが発生した時に、ケアマネージャーや事業所の責任者に相談の上、警察に届出を出すことで、要介護者が安心してくれることもあります。

 

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