介護サービス利用者にお金を貸したが、返してくれない

介護サービス利用者にお金を貸したが、返してくれない

お金の写真

事例

高齢で一人暮らしの男性の家にホームヘルパーとして派遣されています。

ある日、いつものように自宅に伺うと、朝から何も食べていないとのことで元気が無い様子。何か食べるように促すも、お金が無いので食品を買えないとのことでした。

別居している息子さんは一人暮らしで出張に出ているらしく、しばらく来れないとのこと。このため、当面の食料としてパンやお米、果物などを1万円分購入してあげました。

本人はお金が入ったら返すとのことでしたが、いつまで経ってもお金を返してくれません。そしていつの間にか、お金を借りたことも忘れてしまっているようです。

解決策

まず、ホームヘルパーは利用者からお金を貸して欲しいと頼まれても、絶対に貸してはいけません。介護サービス利用者とのお金の貸し借りは、ヘルパーの倫理規定に違反する行為です。

貸したお金が返ってこない場合は、通常の民事手続きによって返還を求めることが可能です。しかし、その前にヘルパーがお金を貸すという行為が職務違反に該当しているため、なかなか実現しにくいのが現状です。

このように、もし介護サービス利用者からお金を貸して欲しい、また何かを援助して欲しいと頼まれた場合には、まずはケアマネージャーか事業所の責任者に相談することが大切です。

どうしてお金が無い状況になったのかを分析して、このまま生活も困難になるようであれば、生活保護を受ける必要性も出てきます。関係機関にいち早く相談しておくことで、解決が早まる可能性もあります。

個人の判断で気軽にお金を貸したりしないように注意しましょう。

 

介護職 求人TOPページに戻る

スポンサードリンク



介護サービス利用者にお金を貸したが、返してくれない関連ページ

親族による介護サービス利用料の滞納
妄想癖のある要介護者から、お金を盗まれたと疑われた場合