改革が進んでいる介護職の働き方

改革が進んでいる介護職の働き方

介護職の改革に努める人達


2015年4月1日。新年度がスタートしたこの日に、19時半から放送されているNHKのテレビ番組「クローズアップ現代」にて、介護職の働き方改革の特集が放送されていました。

今の日本では、都市部を中心に介護職員の人手不足が深刻化しています。サービスを休止するところも増えており、1年間で職員が3分の1も辞めてしまい、事業所を閉鎖するところも出てきているようです。

離職者が多い原因は、不規則な勤務、重労働、伸び悩む収入などがあげられます。

しかし、人材が定着しにくい現状を打開するため、働き方や待遇を改善する動きも各地で高まっているそうです。

東京町田市の介護施設の実例

東京都町田市のある介護施設では、413人の方々が働いています。かつては離職率が20%で、入ってすぐ辞めるケースが多かったそうです。

これを改善するべく、2年前からは夜勤専門のシフトが導入されました。それまでは日勤と夜勤の両方に入るのが普通でしたが、夜勤専門を導入したことにより、勤務の負担を減らすことに成功します。

さらに、スタッフ1人1人に、通信機(インカム)を持たせることで、助けが必要な時にすぐに呼び出せます。これによって負担が減るだけでなく業務に協調性も生まれ、働きやすくなっているそうです。

そして人間関係の悩みに対しては、上司が個人面談を行うようにしたそうです。グループ全体で6000回も行われていることで、積極的にコミュニケーションが取られています。

このような施策を導入したことによって、退職者が激減したそうです。

兵庫県の介護施設の場合

兵庫県のある介護施設では、職員のキャリアアップ制度を導入したそうです。

独自の試験を導入し、合格すれば給料もあがります。無資格、ブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナ、マイスターなどのランクがあり、最高ランクのマイスターでは、月収が3万円もアップするとのことでした。

職員にはランクごとに色の異なる職員証が与えられるます。

また、給与を上げるためには利用者の拡大を図って、収益を上げなければなりません。

そのために、入居者さんが最後に食べたいオリジナルの食事を提供するなど、利用者が満足するサービスを取り入れることで、更に利用者を増やそうと務めています。

このような取り組みは介護施設内にも良い雰囲気をもたらし、利用者さんの満足度にもつながっているようですね。

介護保険外サービスを導入で収益を拡大したNPO法人

介護サービスというと「保険適用内かどうか」を重要視する傾向にありますが、あえて保険適用外のサービスを導入するこで、結果として収益を拡大したNPO法人もあるそうです。

介護保険適用外のサービスといえば、要介護者宅のお掃除などがあります。これらは保険外サービスなので、全額自己負担です。しかし、なかなか自宅の片付けが出来ない利用さんからは需要が高く、満足度の向上につながります。

また、指名があった場合は介護スタッフの時給が2割増しになるので、スタッフにもメリットが大きいそうです。

介護保険のルールに縛られると、提供できるサービスが減ってしまいます。要介護者が求めるサービスは以外とたくさんあるので、介護保険に縛られずに考えることが大切とのことでした。

 

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