言語障害者の介護

言語障害者の介護

おばあちゃん

要介護者が言語障害の時、対応にちょっと戸惑ってしまう場合が
あると思います。このような時は、出来るだけ接し方を工夫して、
より円滑なコミュニケーションを心がけたいですね。

言語障害の2つのタイプ

まず、言語障害には「失語症」と「構音障害」の2つのタイプがあることを心得ておきましょう。

失語症は、何かを話そうと思っても言葉が浮かばない状態です。言語機能が脳の損傷によって傷害されており、会話自体が困難になります。認知症と混同される場合が多いのですが、失語症は言葉が出てこないだけで、正しく考えることは出来ます。

構音障害は、話す意思があり、正しく言葉を選べるのですが、ろれつが回らなかったり、声が出にくかったりして、言いたいことが言えない状態です。脳はしっかりしているのですが、発音の機能が上手く働かせることが出来ません。

ポイント 失語症者の介護のポイント

失語症は、構音障害と違い、言葉を正しく選ぶことが出来ません。このため、筆談を行うことも困難です。実際に失語症者と接するときは、以下の項目を心がけてみましょう。

★ 「はい」「いいえ」で答えられる問いかけをする。「とこに行くの?」ではなく、「トイレに行くの?」など。
★ 話の途中で、どこまで理解したかを確認する。
★ いい間違いを即座に訂正したりせずに、自由に話してもらう
★ 色々な道具やジェスチャーを使って問いかけたり、話したりする。
★ 言い方を変える、繰り返す。

また、短く区切ってゆっくりと話すことも大切です。

ポイント 構音障害者の介護のポイント

構音障害者は、頭では分かっているものの、言葉が出てこないだけなので、その分人格を尊重した接し方が大切になってきます。

上手く声が出ないことで自尊心が傷つき、障害が悪化してしまう可能性もあるので、せかしたり子供扱いするのは避けましょう。
また、間違いを即座に指摘したり、言い直しをさせることもNGだと思います。
構音障害の場合は「筆談」も使えるコミュニケーション手段の一つです。

 

介護職 求人TOPページに戻る

スポンサードリンク