膀胱尿道造影検査

膀胱尿道造影検査について

膀胱尿道造影検査は、前立腺肥大症や前立腺ガンの診断に重要な検査です。前立腺は、男性にのみある生殖器官です。多くの男性は、50歳代後半になる頃から、尿の出に勢いがなくなる、尿の切れが悪い、尿が出始めるまで時間がかかるなどの症状を自覚し始めます。

これらの症状は、前立腺肥大による初期症状と考えられ、この場合に行う検査のひとつが膀胱尿道造影です。

前立腺は、尿道の根部にあり、これが肥大すると尿道を圧迫して排尿障害を起こします。前立腺ガンでも、前立腺は大きくなり、初期には前立腺肥大症と同じ症状を示すため、ガンと肥大を区別するためにも重要な検査です。

その他、尿道狭窄、尿道憩室、外傷、膀胱ガンなどの診断のためにも行われます。前立腺肥大症では、膀胱底部が滑らかに挙上し、後部尿道の圧俳と前屈を認めます。

前立腺ガンでは、腫瘍が尿道や膀胱に浸潤するため、膀胱底部や後部尿道の影が不整になります。

この検査は、排尿をしてから始めます。まず、ズボンや下着はすべて脱ぎ、タオルを腰に巻いて検査台にあお向けになり、膀胱部の単純写真を1枚撮ります。次に外尿道口から麻酔薬の入ったゼリーを塗った細いカテーテルを約3センチ入れ、カテーテルを通して造影剤を30ml注入しながら尿道の正面の写真を、さらに45度ほど体を起こして、再び造影剤を注入しながら同じ部分の写真を撮ります。

最後に、約40mlの造影剤を注入し、膀胱部の注入時、苦痛はほとんどありません。約10分で終了します。

検査当日の朝食も常用薬も、普段どおりで大丈夫です。検査前に、完全に排尿するようにしましょう。検査後の安静は必要ありません。水分を多めにとって尿量を増やし、造影剤を早めに排出します。検査後に少ない量出血がありますが、じきにキレイになります。出血が多いときは、病院へ連絡するようにしましょう。

 

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